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山形のお食事処、温泉巡り
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やまがた日帰り温泉パスポートを購入。
ランチパスポート同様結構な人気らしく、自分が買った書店では発売日当日で予約品以外は品切れのようでした。

割引クーポン付なのはもちろん嬉しいのですが、何より営業時間や定休日の情報が有り難い。
特に温泉旅館だと日帰り入浴の情報がホームページにも載ってないことも多いのよね。
これでまた温泉巡りがはかどりそうです。
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今日は川原で芋煮会。



芋煮会という芋煮がメニューに入っているだけの飲み会とは違います。
やっぱり芋煮は薪で火を起こして自分たちで作って食べなきゃ。
ついつい食べ過ぎてしまいます。

旅行の帰りに白鷹町にある千利庵 で昼食をとることにしました。

 

メインの通りから少し外れた場所にあるので少々分かりづらいかもしれません。
概観はちょっと古くなった民家といった雰囲気ですね。
入り口の脇の窓からは中の蕎麦打ち場が見えました。



入り口を入り、すぐ左手の広間が食堂。
入ってすぐの部屋は凄く生活感があるので、まるで親戚の家にお邪魔したかのような雰囲気を感じます。



広間には6卓ほどの席があります。
全てお座敷ですね。



メニューはもりそばにお皿の追加のみ。
これ一本で勝負という気概が伝わってきます。
一応、注文時に「もりそばでいいですか」と聞かれます。

待つこと数分であっという間に料理が到着。
こちらがそのもりそば。



味付け玉子が付いてくるのは珍しい組み合わせです。



蕎麦は極細切りですが、しっかりとした歯応えがあります。
ふわっと蕎麦の香りがするのも食欲をそそります。
そばつゆは鰹ダシかな。
上品な味でシメの蕎麦湯も美味しく頂けました。
量は少々物足りない気もしますが、もう一皿注文する程でもなし。
こういう時に大盛りが無いのは残念でしたね。
美味しい蕎麦屋さんに来れて良かったです。


関連ランキング:そば(蕎麦) | 蚕桑駅鮎貝駅四季の郷駅


→④露天風呂編より

お風呂でサッパリした後は夕食へ。
広間で他のお客さんと一緒に食べることになります。



平日プランは料理付では一番安いプランですが、なかなか立派な献立です。

   
 

キノコ&季節の山菜がタップリ。
山形らしく芋煮風の煮物も付いてきました。
ヤマメの塩焼きはふっくらとしていてとても美味しかったですね。
量も十分でお腹は一杯。
普段はあまり山菜を食べませんが、意外と美味しく頂けました。

そして翌日の朝食がこちら。



旅館の朝食、といった感じですね。
普段泊まるとすればビジネスホテルなのでバイキングが多いですが、こういう和食もいいものです。
海苔に梅干、納豆、塩鮭と揃っているのでついついご飯をお替わりしてしまいました。
朝からこれだけ食べるのも久しぶりです。



ちなみに11時から14時までは日帰り客向けに食堂としても営業しているようです。
蕎麦があるとは魅力的じゃないか。

温泉に美味しいご飯と落ち着く雰囲気ですっかり癒されました。
頻繁には無理ですが、年1くらいで通ってしまいそうです。

→③内湯編より

さて、お目当ての露天風呂へ。



こちらが露天風呂。
石作りのワイルドな作りでなかなかの広さ。
中央の噴出孔よりお湯が噴出するようです。
混浴ですが、お湯が濁っているおかげで入浴しているぶんには見えず安心です。



奥の切れ目から流れて出たお湯は析出物の丘へ。
析出物は田んぼのドロのように柔らかいらしく、メンテの人の足跡が所々に見えました。
虫もほとんどおらず快適でしたが、夏場はアブが酷いらしいですね。
春先や秋がベストな季節なのかもしれません。



噴出孔のほか、建屋側の左手からもお湯の投入があります。
こちらは浴槽内のお湯より暖かく、もしかしたら内湯のお湯かも。
源泉温度が低いですから、温度調整のために利用しているのかもしれません。

お湯は内湯と同じものですが、温度がかなり低めでした。
約32℃と体温よりも低い温度ですね。
ただ冷たくはないですし、不思議なもので逆に温まる感じさえあります。
お湯に含まれる炭酸ガスのせいでしょうか?

丁度いいタイミングだったらしく、他にお客さんもおりませんでした。
しかし噴出も止まっていて残念。



などと考えている間にゴボゴボと音をたてて噴出開始。
規則的で噴水のようにピューッと出るわけではなく、沸騰したお湯が空気口から湧き出るような不規則な噴出です。
これが炭酸ガスの圧力による噴出という、世にも珍しい広河原温泉の特徴ですね。
湯温も低いので、間欠泉に入浴するという貴重な体験が出来るわけです。



ぼんやりと間欠泉と紅葉を見ながらお湯に浸かっていると、なんとも不思議なリラックス感を味わえました。
いや~、とてもいい気分でした。

→⑤お食事編へ

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