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山形のお食事処、温泉巡り
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仙台帰りに作並温泉のかたくりの宿で日帰り入浴を楽しんできました。



明るいフロントで仲居さんがお出迎え。
温泉パスポートで100円引きとなり600円でした。
作並や秋保温泉の旅館は日帰り入浴が高いのですが、こちらは比較的お手ごろですね。
仲居さんも気さくな接客で、日帰り客でも心地よく利用できます。



フロントの脇を抜けて大浴場へ。
浴室の入り口では立派な鎧兜がお出迎えしてくれます。



お風呂場へは内湯側と露天風呂側の2箇所の脱衣所を通って行けます。
こちらは内湯側の脱衣所。
明るく清潔で快適に利用できます。



こちらの宿では温泉分析表の中に、お湯使いの表記がありました。
これが宮城県のスタイルなんでしょうか。
アルカリ性の単純温泉とのことで、意外にも贅沢なお湯の使い方をしているようです。



まずは内湯へ。
洗い場にはシャワー付きのカランが3ヵ所。
水圧は気持ち控えめですが、温度調整は問題無し。
シンプルなデザインのソープ類ですが、泡立ちのよさは十分でした。
換気扇も強力で少々音は大きいですが、熱や湿気がこもる感じはありません。

 

浴槽の左手側から源泉が投入され、右手側の扇形の排水溝から排出されていました。
洗い場側にはお湯を溢れさせない方式ですね。
湯口からはパタパタと雫のようなお湯が投入されています。
少なく見えますが、実際は浴槽内にも源泉投入口がありました。

お湯は無色透明で、湯口付近で少し湯の香を感じる程度。
単純温泉ですが、成分の中ではナトリウム-硫酸塩が多いようです。
湯温は42℃弱と入りやすく、リラックスしてお湯を楽しむことが出来ました。



窓からは塀のおかげで中庭が見える程度。
秋頃だと紅葉は見ることが出来そう。
ただオーバーフローしたお湯が排水される様を見ることが出来るのは面白いですね。



続いて露天風呂へ。
こちらは冬季ということもあってか、透明の波板で囲まれ眺望はほぼゼロ。
おかげで寒さも和らいでいましたが開放感はありませんね。
あと浴槽には保温用の断熱シートが浮かんでおりました。
断熱シートのおかげか、設定が高めなのか、湯温は内湯より高い約44℃。
風も涼しいですが、お湯に浸かっている間は温かです。
保温効率のためか、お湯は上部の湯口からではなく、全量浴槽内の穴から投入されているようでした。



こちらが露天風呂側の脱衣所。
どうやら内湯側よりも広く作られているようでした。
また露天風呂側にも洗い場があり、こちらもカランの数は内湯より多く設置してあります。
ちゃんと洗い場は屋内にあるため、寒くもなさそうでした。

【メモ】
入湯料:700円
受付時間:10:00-15:00
休日:不定休
駐車場:有り
鍵つきロッカー:有り(小物入れ)
アメニティー:ボディーソープ、リンス、シャンプー、ドライヤー、体重計
設備:内湯、露天風呂
加水:なし 加温:常時 循環ろ過:かけ流し 消毒:無し
その他:



仙台パルコに買い物ついでに昼食。
最上階にある飲食店をぐるっと回り、何となく龍之紅河というお店へ入ってみました。



後ほど判明しましたが、ドラゴン レッド リバーという呼び方のお店だったんですね。



店内はテーブル席のみでお洒落な空間。
中華料理店というよりアメリカのカフェっぽくしているのでしょうか。
それともアメリカの中華料理店ってこんな感じなのかな?

パルコのお店だけあって単品料理はどれも高め。
ですが定食だとお手ごろな値段のものもありますね。



そのためか、高校生くらいのグループも多いようです。
今回は最近四川風の麻婆豆腐を食べていなかったので、麻婆豆腐の定食を注文しました。

こちらが麻婆豆腐定食



ご飯とスープはセルフで食べ放題だそうです。
スープは溶き卵のみのシンプルなもの。
ご飯はちょっと固めの炊き具合で、個人的には好みですが合わない人もいそうです。

こちらが麻婆豆腐。
単品メニューだと「四川」麻婆豆腐とのこと。
真っ赤な中に黒い胡椒の見える、いい色合いの麻婆豆腐です。
一口食べると見た目通りの辛さ。
まず肉味噌の旨みが来たあと、唐辛子の辛さ、胡椒の痺れる辛さの順でやってきます。
辛さと味のバランスはなかなかで、辛いだけでなくご飯に合う旨さも十分に楽しめます。
絹ごし豆腐も柔らかくつるっとした舌触りで美味しいですね。
この辛さにはシンプルな卵スープで合っているかもしれません。

山形にある竹林坊の中毒になる辛さまではいきませんが、久々に辛ウマな麻婆豆腐を食べれて満足です。
パルコの飲食店でも比較的お手ごろな価格でしたので、今後も候補に挙げておきたいと思います。


関連ランキング:中華料理 | 仙台駅あおば通駅広瀬通駅


昼食後の二件目は西本屋旅館さんへやってきました。



他の旅館のように日帰り入浴受付ののぼりが出ているわけでもなく、開いているか分かりませんでしたが、とりあえず中へ。



入り口の呼び鈴を押すと、すぐにご主人が出迎えてくれました。
丁寧な対応をいて頂いて好感を持ちます。
ここでも温泉パスポートを使って100円引きです。
ロッカー類はないので貴重品や手荷物は預けてしまうのがいいと思います。



ちょうど他にお客さんもいなかったらしく、金魚風呂と岩風呂の好きな方を選べることになりました。
岩風呂も良さそうですが、一度金魚風呂に入ってみたかったんですよね。



脱衣所は細長く、備品もシンプルですね。
ここで気づいたんですが、湯治客向けの温泉街なので浴室外に別途洗面所を作っているのかも。

 

こちらが温泉表示と成分表。
松井旅館さんの源泉より、組合管理の源泉のほうが湯温も高く濃度も濃いようです。
同じ温泉街なのに成分が変わってくるのも温泉の不思議なところですね。

 

いざ浴室へ。
五角形の浴槽は少々小さめサイズ。
意外と換気が効いており、湯煙で曇っている割には熱気を感じませんでした。
洗い場も混合栓で湯温調節が面倒以外は問題無しですね。

掛け湯のため桶に温泉を汲もうと湯船に手を入れてビックリ!
なんともまぁ熱いこと。



湯温はなんと約50℃。
こりゃ熱いはずですわ。
投入される源泉を桶に貯めて測ると、目盛り振り切れでしたので60℃以上はあったかと。
たしか成分表には80℃などと書かれていた気が・・・。
仕方ないとはいえ、なんとなく申し訳ない気持ちで45℃程度まで加水。
なかなか湯温も下がらず、待ち時間が少々寒い。
浴室は意外と換気も効いていたため、これが仇となりました。

ようやく温度も下がったため入浴。
普通なら熱めの温度でしたが、元が檄熱だっため適温に感じます。
お湯の見た目や湯ざわりは松井旅館ともほぼ同じ。
加水したとはいえ、元がいいお湯なので十分温泉パワーを受けた気がします。



ようやく金魚を眺める余裕もできました。
年季の入った浴室ですが、水槽もよく手入れされておりきれいなものです。
金魚もきれいでしたが、何よりご主人の誠実さを感じました。

お風呂から上がり、今度は女将さんから荷物を受け取りました。
こちらも気さくな対応をしていただけていいですね。
なんだか日帰りではもったいなく感じてしまいました。
今度は泊まりに来るのもいいかもしれません。

【メモ】
入湯料:400円
受付時間:11:00-17:00
休日:無休
駐車場:不明
鍵つきロッカー:無し
アメニティー:ボディーソープ、リンスインシャンプー、体重計
設備:内湯(岩風呂、金魚風呂湯)
加水:井戸水 加温:無し 循環ろ過:かけ流し 消毒:無し
その他:



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